永田灯台

夕陽に浮かぶ永田灯台

白亜の党

岬の絶壁の上に建ち、東シナ海を望む「永田灯台」。初めて点灯されたのは明治30年(1897)の12月で、以来、100年以上、屋久島近海を航海する船の安全を見守り続けてきました。
通常、灯台の中には入れませんが、断崖の上に立つ当該は、屋久島でも有数の展望スポットです。

永田灯台_白黒

永田灯台の歴史

日露戦争後、台湾が日本の領土になった時、航路となっていた屋久島海峡(屋久島と口永良部島の間)を守るために作られました。
今は車でいくことができますが、建築当時には道もなかったので相当苦労して資材をはこびました。
建築の際には岬の先端を屋久島にセメントが入ったのは、この灯台が初めてだと言われています。

太平洋戦争当時には空襲を受け、灯台の外壁にはその弾痕が残っています。

30.392147,130.378182